サークル活動で町おこし 小杉サークル一口ばなし
第四話 皆が連絡人を助けてくれる
新しいハイキング登山サークルの立ち上げ顔合わせ会に出た女性の鈴木さんは不安でたまらなかった。誰も世話人(代表者)を買って出る人がいない。自分は世話人ができるほど山登りの経験や実力はない。だけど何か役に立つことはやりたいと思っていたので、「とてもサークルを代表する力はないけど皆さんとの連絡役だったらやります。」と手をあげた。サークルが始まってからも皆の意見をどうまとめるか苦労が続いた。思い切ってお散歩サークルに会員リクルートに行った。すると4~5人がお散歩だけでなく日帰り登山もしたいと加入してくれた。人数は増えたけどやはり世話人(代表者)はいなく、不安は変わりない。しかし、会を重ねるごとに皆が役割(下見、新人受付担当)を分かち合おうといってくれ、今では連絡人の鈴木さんを助ける10人の運営グループができ世話人機能を果たしている。
『サークルでは一人に負担が集まらないようにしよう』