サークル活動で町おこし 小杉サークル一口ばなし

第五話    マンション街の立ち話

武蔵小杉のサークルで釣りとゴルフを楽しんでいる清原さんははっと気が付いた。ここに引っ越してきて15年になるが今まで街でこんなに長く人と立ち話したのは初めてだ。そんな話し相手もこれまでいなかった。今日買い物袋を下げた仲間の伊田さんにばったり会ったら、海釣り同好会の開催頻度をもっと増やせないかとか、平日ゴルフサークルで副世話人や優勝者幹事を加えたグループを作ったので世話人が楽になったとか、無くなった将棋サークルを復活できないか,とか積もる話に花が咲いた.サークルに理解があり活動が盛んになるのを大変喜んでいる伊田さんだ。久しぶりに外で長話をした。知り合いがそばにいるのは心強い。エリマネでは「サークルを通して20人の友人を作ろう」と呼び掛けている。

 

『遠くの親類より近くのサークル友達』