サークル活動で町おこし 小杉サークル一口ばなし

第十三話 九十歳女雀士の目標

健康麻雀(飲まない,吸わない、賭けない)の人気のすごさはほんとうにびっくりだ。毎週日曜の午後開催される健康麻雀サークル(愛称小杉ハーモニー)の参加希望者が多すぎてパンクしてしまった。別のサークルを平日火曜日に新設することになり、名前をダビンチとつけた。牌を全く触ったことのない初心者大歓迎をうたい文句に募集したら、すぐに50名の会員に膨れ上がった。7人もいる指導者(アドバイザー)も大変だ。「なぜこの牌からすてるの」「さっきチ―したけどリーチしてもいいかな」などの質問に全部答える。
ここに買い物用の手押しキャリーバッグを杖代わりにして毎回参加する九十歳の橋本さんはこのサークルが大好きだ。加えて会場の総合自治会館は完全バリアーフリーできれいだし、特にトイレが充実しているのでお気に入りだ。前は二人一組で打ったり、牌を開いて打ったりしていたが、今では一人前の雀士になった気がする。速く歩けないのは仕方ないけど、牌を打つスピードは30歳も若返った。もっと早くサークルに入れたら良かった。今の目標は長生きしてさらに上手になることだ。

『生きる喜びにつながるサークルが見つかるのは最高の幸せだ』