武蔵小杉エリアマネジメント

ご挨拶 

エリマネは、武蔵小杉駅前再開発による高層マンションの建設と住民の増加に備え、2007年4月2日に川崎市まちづくり局のご支援のもと、武蔵小杉駅周辺の住民を対象に、まちづくりに関する事業を行い、広く公益に寄与することを目的として、NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメントを設立しました。運営は住民がボランティアで行い、マンション間、住民間のコミュニティ形成のための活動を推進してきま

した。活動の幅を広げていくために、2021年4月1日に一般社団法人武蔵小杉エリアマネジメントに衣替えをし、これまでの活動を継続しつつ、新たなまちづくりの活動を展開しています。

私たちが続けている活動は、人と人、マンションとマンション、地域と地域をつないでいくための地道な活動です。地道ではありますが、長年継続してきたことで、様々な繋がりや絆が生まれてきたと感じています。武蔵小杉は開発によって便利でキレイな町として急激に発展してきましたが、他から移り住んで来た人も多く、近所に知り合いがいないという人たちもたくさんいます。そうした人たちが、知り合いや友達を作るきっかけになればと思っています。私自身2009年に武蔵小杉に引っ越してきて以来、本当に多くの人たちと出会い晴らしい体験をすることができました。武蔵小杉には才気あふれる魅力的な人がたくさん住んでいると実感しています。

繋がりをたくさん作ることで、この町が、安心して住める町、住み続けたいまちになれると私は信じています。

2011年の東日本大震災の時は周辺のマンションの多くが停電し、エレベータも止まり、自宅の住戸まで階段で上がれない住民が1階に集まっていました。こうした事態の中、停電しなかったあるマンションが、近隣住民や駅から出された帰宅困難者をマンション1階に受け入れてくださいました。これは常日頃、会員マンションの間で定期的な会合を行っていて、顔が見える関係を作っていたからこそなされたことだと思っています。

また、2019年の東日本台風の時には内水氾濫で武蔵小杉駅周辺が冠水し、一部のマンションは長期間停電する事態になりました。その時も、エリマネの

 

会員マンションから被災したマンションに対し、提供可能な物資を出してくれました。

冠水した後、泥で汚れた道路を住民有志で一斉清掃をしましたが、その時中心となってくれたのは、エリマネがサポートしているサークルのメンバーの方々でした。

災害はいつ来るかわかりません。普段から顔の見える関係をたくさん作っておくことで、いざという時に、助け合うことができ、まちの復旧を早めることになると考えています。

 

武蔵小杉の街は発展著しく、ハード面ではますます便利できれいになっています。ハードだけではなく、ソフト面を充実させていくことで、武蔵小杉はさらに魅力的な町に成長していけると思っています。近所に知り合いがたくさんいる、近所に自分のお気に入りの場所がある、そういう住民目線に立ったまちづくりを皆さんと一緒にしていきたいと思っていますので、こうした活動に興味のある方は、ぜひエリマネにご参加ください。お待ちしています。

 

エリマネの事業と組織

エリマネの運営体制

▶︎ 理事

✔️全員住民によるボランティア

✔️各部会の執行責任者

✔️一般社団法人の代表理事はマンション住民

▶︎事務局

✔️事務所は川崎市元上下水道局詰所を使用

✔️事務局職員は住民

✔️川崎市の運営サポートなく住民ボランティアによる独自運営

 

役員