交流会ワーキンググループ(交流会WG)
交流会ワーキンググループ(交流会WG)
交流会ワーキンググループ(以下、交流会WG)は、2010年秋の防災および防犯イベントをきっかけにして、ワーキンググループとしての活動を開始しました。
マンションの垣根を越えて人的ネットワークを広げ、地域コミュニティの活性化を図る、というのが活動の趣旨です。近い将来には会員マンションだけでなく、周辺地域の皆さんともコラボレーションして、なにか楽しいことができればとも考えています。
2011年は、当初多くのイベントが予定されていましたが、震災によりその多くを中止もしくは変更とせざるを得ませんでした。交流会WGの活動のなかでも、月例となっているのが、おしゃべりサロン「ちょっと小さな交流会」。2011年11月で1周年を迎えたこのサロンは、毎月第2金曜日午後に、毎回違ったテーマでみなさんとおしゃべりする集いです。そのほかに2011年7月、「大人の交流会」ということで、普段はなかなか訪れることが出来ないお隣のマンションを探訪し、みなさんと懇親を図りました。9月には、「周辺地域懇親会」と題して、再開発地地域に隣接する町会、商店街のみなさんと大いに語る会を催しました。2012年度は、また新しい企画でみなさんとお会いできればと思います。
ちょっと小さな交流会
「ちょっと小さな交流会」は当NPO主催の交流会ワーキンググループ(以下、交流会WG)活動の一環として2010年11月に始まりました。交流会WGは、ここ武蔵小杉に生まれ育ち、この街がふるさとになる子どもたち、「終の棲家に」と移り住んできた熟年の方々、小杉が暮らしやすいというあなた、それぞれの思いを一体化させ、そこから「人と人をつなぐ」「情報の共有」「住んで良かった街」「住み続けたい街」の実現を目指しています。 「ちょっと小さな交流会」は、気軽にどなたでも参加ができ、ご近所同士が交流できる憩いの場として、お知り合いを増やし、ご当地(中原区)の魅力を発見したり、身近なお役立ち情報を得る、小杉の私たちのアイデアでつくるミニサロンとして発足しました。おしゃべりしながらの、ふれ合い、井戸端会議的な雰囲気を大切にしています。
毎月第2金曜日の13時30分から開催。毎回、20~30分テーマに沿った情報をご近所の専門家、お知り合いの方、NPOの理事の方々から無償で提供していただいております。現在、私たち小杉エリアの住民が、交流会の企画・調整を行っています。当日の運営は、近隣の民生委員、コミュニティ委員数人のご協力で実施しており、手づくり感のあるミニ交流会に育ち始めています。毎月のテーマは、かたよらない、参加者の希望を取り入れる、ご近所同士がふれ合える、会話の弾むテーマを心がけ、1年が過ぎました。
ちょっと小さな交流会 第1回テーマ「コスギの未来を語ろう」では、参加者から多くのご質問やご提案が出されました。また「小杉の歴史を歩く」では、ベビーカーを押すママも加わり大名行列のようなお散歩となりました。3月は、開催中に大震災に遭遇し、みんなで支え合いながら、余震が収まるのを待つ思い出深い会になりました。今回の震災で,ご近所の助けやその大切さを改めて知る機会になりました。今回の震災では,ご近所の助けやその大切さを改めて知る機会になりました。余震の不安から、自宅マンションに帰れず、NPO事務所に集まった子ども達やママ達、家族の安否確認のできない不安な人々、高齢者にやさしく励ましの声かけをしてくれた高校生、「大丈夫、大丈夫」と支え合った子育てママ達。明るく暖かいマンションフロアを近隣住民に開放してくださった方々を忘れることができません。もし、あのあとも大きな余震が続いていたら、高層難民、高層弱者の孤立化、生活物資のストップなどの問題が起きていたのではないでしょうか。
毎月ご参加されている方からは「楽しいのよ」「お知り合いが増えた」とのご意見をいただいています。今後も、好評のテーマや新しいテーマも取り入れていきたいと思います。今、小杉に住み、育ち、暮らす私たちが、お知り合いを増やし、楽しく集い、気軽に参加できる「ちょっと小さな交流会」にご協力いただける方を募集中です。「長居したくなる街」「魅力的な街」「近隣同士が繋がっている安心な街」づくりのテーマのお話や近隣の情報なども併せてご紹介下さい。