命と家族を守る体験で防災を学ぶ一日、 『こすぎ防災フェス』~いざというときの最重要課題、トイレ問題を考えよう!~

来る3月14日(土)に、小杉駅周辺エリアマネジメント主催の防災イベント、『こすぎ防災フェス』を開催します。第2回目となる今回は、”命と家族を守る体験”と題して、今後起こりうる地震など災害発生時に備え、前もって体験しておきたい複数のテーマに分けて参加型・体験型の展示を行います。数回にわたって、こすぎ防災フェスの準備状況と共に各テーマの見どころをご紹介いたします。

災害が起こったあとの最重要課題、それはトイレ!
04 防災フェス トイレ展示 (1)

04 防災フェス トイレ展示 (2) 04 防災フェス トイレ展示 (3)
(非常用のトイレにも、いろんなかたちがあります)

防災WGでは先日紹介した家具倒壊とともに、トイレ対策の問題を最重要な問題として考えています。家具倒壊は地震発生時の問題であるのに対して、トイレは地震発生後、各部屋での避難生活が始まってからの問題であると言えます。食事や水の問題は、意外と各ご家庭で持っている分でなんとかなると言われています。普段のことだけに、トイレには大きな落とし穴があるといっても間違いないでしょう。

具体的に想像していくと・・大きな地震(地震に限らず一般的な災害でも)が起こり、ライフラインが止まると水道は使えなくなります。また、被害状況が確認されるまで排水も禁止されるケースも普通にあります。その瞬間にトイレは一切使えなくなり、普段と違う形でのトイレ利用を強いられます。仮に慣れないトイレ利用で手や場所を汚してしまっても綺麗にできません。かと言ってトイレを我慢すると確実に体の具合を悪くします。汚い話ですが、決して無視できない要素、それが非常時のトイレ対策なのです。今お使いのトイレの形から、非常時でも無理せず使える形は何かを考え(家族構成によっても異なってきますよね)、その形でしっかり対策していくことが重要かと思います。

本イベントでは、非常用トイレに関して色々な対策を紹介します。また、東日本大震災では実際にどのようにトイレが利用されたかについても情報を集めて紹介できればと考えています。どうかこの機会に、想像力を働かせて皆さんなりのトイレ対策について考えてみてください!

現在、企画・運営担当の防災ワーキンググループでは急ピッチで防災フェスの準備を進めています。このページでは他にもイベントの見どころをご紹介いたしますので、是非ご覧ください!

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